3年生 理科学習の様子 ~学びに向かう力~

2021年5月13日 11時15分

先日のHPでもお知らせしたように、理科の学習において、学習の「ビフォー・アフター」を記録しています。新しく単元の学習が始まる前に、既存の知識や科学的な概念を、どの程度身に付けているかを書いてもらいます(ビフォー)。そして、単元の学習終了後に、学習を通して理解できたことや感じたこと、新たな疑問などをビフォーのとなりに書きます(アフター)。その2つを比較することで、理科の知識・概念の深まりや、自身の成長の様子を感じ取るものです。

  

一例として「イオンとは何か?」という問いに対して、ビフォー・アフターを行いました。

はじめはイオンのことが分かっていなかった生徒も、「原子が電気を帯びたもの」「原子が電子を失い、+の電気を帯びたものを陽イオンという」などの回答が見られ、理解が深まったようです。

以下は学習を終えての感想です。

「イオンという考え方は、この単元で最も大切な語句だということが分かってよかったです。」

「はじめはあいまいなイメージしかもてなかったけれど、イオンの正体を知ることができて深い学習ができました。」

「これからイオンについて、より深く学んでいくと思いますが、それと並行して化学式の復習もしていきたい。」

 

さすが3年生よい「学び」ができていますね。

これからも新たな知識を手に入れる喜びを感じながら学習に励みましょう。