3年生 道徳の時間 ~心を耕す時間~
2021年6月29日 13時00分本日の道徳の題材は「1冊のノート」です。
年を取って、記憶力が低下したおばあちゃん。おばあちゃんは家族のために、いろいろと手伝いをしようとします。しかし、学校で使う問題集を別の部屋の新聞紙と一緒にしたり、友達の伝言を伝え忘れたりします。結果的に迷惑を掛けられるかたちになり、主人公はいら立ちを覚えます。
そのような中、主人公はおばあちゃんの部屋で1冊のノートを見つけます。
その中身は、日常生活で感じたことが日記のように書かれています。「家族に迷惑を掛けていること」「子どもたちが大きくなるまでは自分がしっかりしないといけないこと」「自分自身を励ます言葉」・・・
震えるような文字で書かれているそれらの言葉。最後のページは、涙でにじんだ様なあとが・・・
居ても立っても居られない主人公は、おばあちゃんが庭の草引きをしているところに駆け寄ります。
この時、主人公はどのような思いで、おばあちゃんと一緒に草を引いていたのか・・・
家族の一員として、自分に何ができるかを深く考える授業でした。