3年生理科のWEB授業その②「イオンって何だろう?」

2020年4月21日 13時46分

今日は昨日と違って、とてもいい天気ですね。

思いっきり外で走り回りたいような清々しい天気ですね。

さて、今日も教科書片手にリラックスして見てくださいね。

今回は前回の授業で最後に出てきたイオンについて学習してみましょう。

教科書20ページを開けてください。

2年生のときに、原子の授業があったと思います。

原子は板書にもあるように、

原子は物質を構成する最小の単位ですよね。

これは、イギリスの科学者であるドルトンが19世紀の初めごろ、

「物質はそれ以上分割することのできない粒子でできている。」と考えたことから始まっています。

ちなみに原子は英語でatom(アトム)と言います。

言葉の起源はギリシャ語で「もうこれ以上分けられない」という意味からきているそうです。

なぜイオンの学習で原子の復習がいるかというと、実は理由があるのです。

教科書20ページを見てください。

このように記述されています。

「原子が電気を帯びたものをイオンという。」

電気を帯びるとはいったいどういうことでしょうか?

 

詳しくは次回の3回目のWEB授業にて説明しますが、簡単に言うと、

原子の中には+の電気と-の電気(電子)が入っていて、

電解質が水に溶けるなどのある条件下で、

原子の中の電子が増えたり減ったりするんです。

 

前回の授業の実験の中で電解質は電流を流す教えました。

言い換えるとそのイオンが電流を流すお手伝いをしているということです。

 

したがって、イオンと名前を変えた原子が、

水溶液中で電子(-の電気)を運ぶ役割をしているのです。

 

その様子が、旅人や流浪人のように見えるということから、

その意味があるギリシャ語からイオンと名付けられたそうです。

電解質水溶液中で、無数のイオンが旅をする。

そのときに電子を運ぶ役割をするから、電流が流れる。

そう考えるとロマンティックですよね。

上記の写真をよく見ると、

この飲料は、電解質水溶液=電流が流れやすい水溶液

中には、イオンが多数含まれていますと書かれてれていることがわかりますね。

さて、次回は、下の板書の写真にありますように、原子の内部構造について学習します。

そして、原子がどのようにイオンに変身するかを考えていきましょう。

 

 今日も復習を兼ねて、下記の動画サイトを開いてみてくださいね。

私もいつも開いて自分自身が勉強しています。

【NHK for school 10min ボックス 理科1分野「水溶液とイオン」】

http://www.nhk.or.jp/rika/10min_rika1/?das_id=D0005110118_00000

【eboard 中学理科 「イオン」】

https://www.eboard.jp/content/374/v/1/

 

それでは、次回の授業でお会いしましょう!