3年生理科のWEB授業その⑥【発展学習】「原子からなぜイオンに変身するのか?(陽イオン&陰イオン編)」
2020年4月24日 19時36分こんにちは。
学級担任の先生方からの宿題は届きましたか?
各教科の先生方が一生懸命に用意しました。
計画を立てて宿題に取り組んでくださいね。
さて、まずは、前回までの振り返りです。
下記のプレゼンで復習してみてください。(Googleアプリが必要です。)
まずは、復習を兼ねて、陽イオンについてです。
教科書20ページを開けてください。
ナトリウム原子が電子1個を失うとナトリウムイオンになります。
全体として1+の電気を帯びているので、Naの右上に+を書いて、
Na+と書きます。読み方はエヌエープラスです。
マグネシウム原子が電子2個を失うとマグネシウムイオンとなります。
全体として2+の電気を帯びているので、Mgの右上に+を書いて、
Mg2+と書きます。読み方はエムジー2プラスです。
次は陰イオンについてです。
塩化物イオンは電子の数は17個。外側に7個だけ電子があって、
外から1個電子が追加されれば、あこがれの存在であるアルゴンになれる。
だから、電子を1個追加すると塩素原子は安定した電子配置になります。
このとき、塩素原子は電子を1個追加するので、
陽子(+の電気)の数は変わらず17個、
電子(-の電気)の数は1個増加して18個となり、
+17+(-18)=-1となります。
したがって、このとき、-の電気を帯びた状態になります。
塩化物イオンのように、原子が電子を受けとって、-の電気を帯びたものを陰イオンといいます。
塩素原子が電子1個受けとると塩化物イオンになります。
全体として-の電気を帯びているので、Clの右上に-を書いて、
Cl-と書きます。読み方はシーエルマイナスです。
次回は電離について学習します。
それでは、次回の授業でお会いしましょう!
今回も動画サイトと臨時休業中の課題を掲載しておきますので、ご活用ください。
【NHK for school 10min ボックス 理科1分野「水溶液とイオン」】
http://www.nhk.or.jp/rika/10min_rika1/?das_id=D0005110118_00000
【eboard 中学理科 「イオン」】