春到来
2020年3月18日 14時03分暖かい日を迎えています。
桃花の木のつぼみが膨らみ始めました。
陽光桜「くわばら夢さくら」も咲き始めています。
昨日の卒業式では在校生代表の「卒業生を送ることば」は、書面にて卒業生達に送っています。
卒業生からのバトンを受け継いで、今度は在校生たちが桑原中学校を盛り上げてくれると思います。
「送ることば」を紹介します。先輩方の活躍を眩しく感じ、頼もしい背中を追っているのがよく分かります。
令和元年度 卒業生を送ることば
冬の寒さが和らぎ始め、陽の光や時折吹く風の暖かさに春の気配が感じられる今日、晴れて卒業式を迎えられた3年生の皆さん、御卒業おめでとうございます。在校生一同、心よりお祝い申し上げます。
今、先輩方との思い出を振り返ってみますと、いつも私たちの背中を優しく押してくださったことに改めて気付かされます。2年前の春、初めての中学校生活に迷い不安だった私たちに、先輩方は優しく声を掛けてくださり、たくさんのことを教えてくださいました。先輩方の優しさがあったからこそ、新しい環境にもすぐに慣れることができたように思えます。年齢が一つ違うだけなのに、どれほどその背中が大きく見えたことでしょう。行事の度に先輩方の存在の大きさを知ることになりました。
体育大会では、先輩方がリーダーシップを発揮し、全校生徒が一致団結することができました。特に学年種目の「大玉運び」の迫力は圧巻で、全ての競技で先輩方全員が、輝いて見えました。文化祭では、合唱コンクールの各学級の上手さには驚かされました。一人一人の心が一つになった合唱は私たちが決して真似できないものでした。この二大行事からは団結することのすばらしさを教えていただきました。
また、生徒会活動では、ペットボトルのキャップ回収に取り組まれ、社会貢献の一環として、発展途上国の困っている子どもたちのために、支援活動を行われました。さらに、文化祭では生徒会執行部の皆さんが出し物をされ、全校生徒を笑顔にしてくださいました。
このように私たちの思い出の中には、常に先輩方の存在がありました。これまで私たちが成長できたのは先輩方の支えがあったからこそと、感謝の気持ちでいっぱいです。
そして今、先輩方は希望と夢を胸に抱いていらっしゃることと思います。この桑原中学校で学んだことを礎に、新しい世界でもたくましく御活躍ください。
私たち在校生は先輩方と一緒に過ごした日々を忘れません。先輩方が築かれた桑原中の伝統を守り、受け継ぎ、「日本一の学校」を目指したいと思います。
先輩の皆様、私たちは先輩方の後輩として桑原中学校で共に生活できたことを誇りに思います。これまで本当にありがとうございました。先輩方の御健康と御活躍を心からお祈り申し上げ、送ることばといたします。
令和2年3月17日
在校生代表