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特別の教科 道徳とは?

2021年6月7日 09時10分

 中学校では2019年度4月から「特別の教科 道徳」が全国の中学校で全面実施されるようになりました。

 学校における道徳教育の目標は、教育基本法及び学校教育法に定められた教育の根本精神に基づき、自己の生き方を考え、主体的な判断の下に行動し、自立した人間として他者と共によりよく生きるための基盤となる道徳性を養うことです。

 そして、「特別の教科 道徳」における目標は以下のとおりです。

 「道徳教育の目標に基づき、よりよく生きるための基盤となる道徳性を養うため、道徳的諸価値についての理解を基に、自己を見つめ、物事を多面的・多角的に考え、自己の生き方についての考えを深める学習を通して、道徳的な判断力、心情、実践意欲と態度を育てる。」

  上記の目標を達成するために「特別の教科 道徳」で扱われる内容項目は、「4つの視点」としてA・B・C・Dに大きく分けられています。

  A 主として自分自身に関すること

  B 主として人との関わりに関すること

  C 主として集団や社会との関わりに関すること

  D 主として生命や自然、崇高なものとの関わりに関すること

 

 それぞれの内容項目は「学習指導要領解説」内で詳細に解説されています。