今月末に行われる四国道徳研究大会に向けて、2年部の事前授業を行いました。
これまでも人の話を目で聴くこと、自分の意見を持って仲間と議論し、考えを深めていくことを目標に授業研究を進めてきました。今日の授業でも、活発な意見交換が行われており、道徳的心情が育っていく様子が見られました。
当日は、別の学級で授業を行いますが、それぞれの意見が尊重され(認め合い)、新たな見方・考え方(高め合える)を身に付けられるようなものにしたいと思います。
今日は、3年4組で道徳科の校内研究授業が行われました。今日の資料は「ひび割れ壺」
です。内容は、インドのある水くみ人は「完璧な壺」と「ひび割れ壺」を持っていました。
水をこぼしていることで、すっかりみじめになった「ひび割れ壺」は水くみ人に話しかけま
す。すると水くみ人は、こぼれ落ちる水に気付き、花の種をまいたことを告げ、咲いた花は、
御主人様の食卓を飾っている。水をこぼしていることで、君も役に立っているんだよと話し
ます。
生徒からは「短所でも見方を変えると長所になる」や「この話は相互理解の大切さを伝
えている。人はそれぞれ違うことを理解した上で生活したい」など、考えを深めることが
できたようです。
今日の道徳では「歩きスマホを考える」という資料を使い、みんなで考えを深めました。
便利なスマホですが、歩きスマホが問題となっています。そこで、中学生の視点から法律
で規制すべきか、すべきではないか話し合いました。話し合いを聞いていると、多様な考
えが出されていました。その中から、よりよい道は何か考えることは意義深いことだと授
業を参観して感じました。
3年生になって初めての道徳が行われました。今日の題材は「父のひと言」です。この
資料は、主人公が上野動物園の獣医として仕事を続けられるのは、父が言った「おまえの
カワウソが寂しがっているぞ」のひと言があったからという内容です。
生徒は、動物の命の大切さや責任の重さについて考えることができたようです。
松山市内のロシア人墓地を毎月一回のペースで清掃活動している
市内の中学校の活動を通して、地域社会をよりよいものに発展させていこうという思いや
そのために主体的に関わろうとする心や態度を育むことをねらいとしました。
戦後の日本、上方落語を復活させるために熱心に活動を続けた桂米朝さんのお話から、
日本の良い文化を残していくために、自分たちにできることを考えました。
また、先人や同世代を生きている人たちの生き方から、
自己の生き方を広げていくことの大切さについて考えました。
今日の道徳の時間は「本当の友達って」という題材で友達について考える時間をとりま
した。内容はスマートフォンを買ってもらった僕が、休日のメールのやり取りを通して本
当の友達について考えるというものです。生徒からは「お互いに本当のことを言える存在」
や「自分が間違っていた時、正しいことを教えてくれる存在」など、互いに高め合おうと
する様子がうかがえました。
人と付き合うということは、どういうことか、話し合うことを通して考えました。
人と付き合うことに大切なことを考え、相手を信頼し、大切に思い、理解し高めようとする
実践意欲と態度を育てることを今日の授業のねらいとしました。
バレンタインのチョコレートにまつわる話だったので、子どもたちはいつも以上に興味津々で、
授業に意欲的に取り組んでいました。