3年生 道徳の時間 ~心を耕す時間~
2021年5月18日 13時00分本日の4校時に道徳の授業を行いました。
題材は「カーテンの向こう」です。重病者が収容される、ある国の病院の一室。
歩くこともままならない患者たちは、窓際から順番にベッドの上に寝ています。
薄暗い病室の中、一番窓際にいる患者は古くから入院している人で、カーテン越しに外の様子を他の患者に伝えます。外の天気の様子、歩いている人の様子、季節が変わりゆく様子・・・それらを聞いて、故郷や家族のことを思い返します。
そのような中、一番窓際にいる人だけが外の様子を見ることができて羨ましいという気持ちが、主人公に芽生えてきます。やがて季節が過ぎ、窓際の患者が亡くなります。
そうして空席となった窓際に、主人公が移動することになりました。
期待に胸を膨らませ、カーテンの隙間から除いた景色は・・・
冷たいレンガの壁でした。
この時、主人公は何を考えたのか。また、窓際の患者はなぜ見てもしない風景を他の患者に語ったのか。
人としての生き方を考えさせるお話でした。